「変化に対応しよう The onry constant is change

 2020年上半期、世界的なパンデミックとなった新型コロナウィルス感染拡大の影響で、入国制限や都市封鎖などの防止措置を各国が採るに至りました。世界経済はリーマンショックを凌駕する大型不況となり、我が国においても東京オリンピック・パラリンピックの開催延期をはじめ大きな影響がみられます。

  その点では私たちロータリークラブの活動も例外ではなく、各クラブが例会をはじめ様々な行事を中止しました。そして、本来であれば次年度に向けて忙しく活動するはずの3〜6月に予定されていたPETSや地区協議会は、DVD視聴による遠隔セミナーとなり、次年度の会長幹事会は5月末現在で未開催となっております。

  さてそんな中、ホルガー・クナーク202021年度RI会長が定めたテーマは、〜Rotary Opens Opportunities 『ロータリーは機会の扉を開く』〜です。

そのテーマを受けて、地区からは5か年計画の重視、RLIの推進など、盛りだくさんの課題へ取り組むリーダーシップが望まれる一方、無理をしない運営が望まれています。

ロータリークラブは単年度制のレールの上を走っているようで、その実コロナ禍に象徴されたように様々な変化にさらされています。その上で、活動のどこに重点を置くかは当該年度会長の判断の中でもっとも重要です。

今年度において私がもっとも重視するのは、50周年に向かう扉を開くことです。

具体的には藤枝ロータリークラブの活動内容を広く知って頂くための広報活動と、マイロータリーへの会員アクセス率の向上、そして共に50周年を迎える現会員の参加を促すための働きかけです。そこにはおそらく多少の変化が生じますが、来る50周年に向けて単年度制のデメリットが生じるような無策は避けたいと考えております。

打楽器で「フラム」というルーディメンツ(基礎奏法)があります。主音の直前に装飾音符を鳴らすことで、主音をより力強く感じさせる奏法です。49年目がフラムの役割を果たすことで、50周年だけでなくさらに未来のクラブ活動にも貢献することが出来ればと考えております。

コロナ禍からの復活に向けて、世界が動いていきます。私たちロータリアンにすべきことは何かを、会員全員で見つめなおしていく年度になればと考えております。一年間よろしくお願いいたします。

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 2020〜2021年度 
  藤枝ロータリークラブ
   会長  玉木 潤一郎

藤枝ロータリークラブ会長挨拶
PRESIDENT