16藤枝　会長挨拶

　動かざること岩の如し,ブレないなど変わらない事を美徳とする言葉がありますが、イアン・ライズリ―RI会長が示す今年度のテーマは「変化をもたらす」です。地域社会と世界に向けたクラブの活動を通じた様々な変化と、内部に向けては活動そのものについての前進的な変化が求められています。政治や経済の分野だけに留まらず、あらゆる面でグローバル化が進み日々の変化が著しい世の中になっています。現状に満足し変化することを遠ざけているだけでは世の中に後れをとる事になるでしょう。そこで、藤枝ロータリークラブの今年度の計画は小さな変化をもたらすような活動にしたいと考えています。会員の皆様の考え方の違いや土地柄などと云う事もあり、短い間に大きな変化を求めることは難しいと考えていますので、小さな変化を積み重ねて行く事にしましょう。先ず取組みたい事は、５つの中核的な価値の内の“親睦“について会員相互のコミュ二ケーションを大切にし、お互いを一層知り合う事が出来れば、メンバー相互の人生観や価値観そして考え方を共有する事になります。具体的には、会員の皆様のご協力を得て例会をより一層魅力あるものにしていきましょう。一つの方法として卓話を外部の人にもお願いする事を考えています。話題も今迄以上に幅広い内容のものとし、それぞれの専門分野で活躍する人たちに会員の興味を引く話題を聞く事が出来れば例会の出席率の向上にも繋がると思います。又、テーブルメイトの会合も今迄の年間１回を少なくとも２回に増やし、会員相互のコミュニケーション向上に繋げることや会員のご家族が参加できる旅行などの企画も検討したいと思います。そして、インターアクト指導者講習会、地区職業奉仕研修会の開催、静岡産業大学情報学部冠講座を今年度も開催致します。今、世界のロータリーでは規程審議会の提言を受けて、クラブ運営の見直し作業が行われています。例会の在り方なども近い将来変わってくるかもしれませんが、魅力あるクラブ活動を目指すことはいつの時代でも必要な事だと思っています。会員の皆様の更なる結束とご協力をお願い致します。